top of page

かもあおさ笑楽校

kamoebi.jpg

附属図書館

開館あいさつ

 秋田県男鹿半島西海岸にある集落の一つ「加茂青砂地区」で、地域活動を続けている「かもあおさ笑楽校」に、新しく図書館ができ本日12月15日、開館の運びとなりました。皆さまのご支援とご協力の賜物と深く感謝しております。この図書館は、東北の住民発信マガジン「TOHOKU360」に連載された記事「加茂青砂の設計図」を基礎に、日本海の水平線を望む当地区を、多くの人に知ってほしいと開設されました。歴史や出来事に触れ、加茂青砂の暮らしから見えてきた世界が、整理、収納してあります。一般の図書館の分類方法に従って、「哲学」「文学」などの窓口を設けて、「手に取りやすく」配置しました。多くの「加茂青砂ファン」からもメッセージを寄せられています。「デジタル」ですので、インターネットで検索すれば、どなたでも、どこからでも、何時でも、訪ねることができます。

 ようこそ、里海と里山が織りなす世界へ

かもあおさ笑楽校校長 菅原繁喜

このデジタル図書館の「歩き方」

 この図書館は、「加茂青砂集落」に関して書かれた資料を集めています(まだ収納途上の段階です)。デジタル図書館ですから、インターネット環境が整備されていれば、いつでも、どこからでも訪ねることができます。興味を持たれたタイトルをクリックすれば開けます。資料は一般的な図書館と同じ分類方法で納めています。
 では、館内をご案内しましょう。
 「総記」(この図書館を作る計画を導き出した、東北の住民発信マガジン「TOHOKU360」の連載記事「加茂青砂の設計図全5部=計64回=」)
 「哲学」(「森の哲学者」内山節さんのメッセージ。かもあおさ笑楽校で開いた内山さんの講演録)
 「歴史」(時代を超えて加茂青砂集落を考える大きなヒントをくれた「絹篩=きぬぶるい」。絹篩は江戸時代末期に作られた男鹿半島の地勢要覧で秋田県の有形文化財。本そのものや加茂青砂の絵図を紹介)
 「社会科学」ジオパーキアン白石建雄さんの「ガザの報道から汲み取ったこと」
 「文学」(「加茂青砂の四季折々日記」は、加茂青砂での長年の暮らしから生まれたエッセイを、月ごとに整理した。毎日新聞秋田県版からの抜粋。ほかに旅行記「ハンモックな日々」、闘病記「ビスタ―レ 脱臼さん」、加茂青砂ならではの「淡い月の物語」)
 「視聴覚室」(集落を元気づける歌「加茂の青砂でダダダコわっしょい」=作詞作曲・キョータ=とコンサート当日のアルバム。このCD制作者のつぶやき。かもあおさ笑楽校が主催したイベントの写真集など)
 「タイムカプセル」(「100年後に加茂青砂で暮らしている人たちへ」。加茂青砂集落と何らかのかかわりを得た人たちのメッセージ集。100年後を待たなくても閲覧できる「ゆるーい」タイムカプセル)
 「境界なき土起こし団」(加茂青砂集落の耕作放棄地を開墾する教室とは?) 

 どの分野でも、加茂青砂に関係ある原稿を募集中です。

イラスト・佐藤若奈、廣島丈嗣

900 文学

加茂青砂の四季折々日記

 加茂青砂の暮らしの中から生まれたエッセイ。

 毎日新聞秋田県版から抜粋

bottom of page